CDプレイヤーの分解

父からCDプレイヤーをもらいました。
ディスクを入れても認識しないんだと。

TEACの、型番はCD-P1820。

そもそもどこでCDを認識してるのか分からない。
けど、たぶんトレイが閉まったら実際にレーザーを当ててるんだろう。

というわけで、怪しいのは、LDのあたり。

こうやって、開けて中を見てみるだけでも勉強になる・・・。
電気的な意味でも、機械的な意味でも。

左上から100Vの電源。
左に変圧器。
下側にスイッチの類のものが並びます。

真中を陣取るのがCD。
右上に全体を制御する回路があります。
回路から直接、ラインアウト、光学アウト。

回路基板から右下に向かって、ヘッドホン出力が出てます。
カラフルな線は、CDからの出力だと思い舞う。
白いフラットケーブルは前面の制御用スイッチと繋がってます。

変圧器。
何ボルトまで落としてるか分からないけど、おそらく20V弱くらい?
左の青いのはコンデンサです。
この大きさで、0.01uFという容量の小ささは、耐圧275Vだからです。

ということは、100V側にコンデンサがついているということですよね。
その意味って何・・・?

減圧された交流電圧が、この回路を動作させます。
まず、左奥で直流電源を作っています。

電源。
隠れてしまっているけど、ディスクリートのダイオードが奥に4つ並んでいます。
ダイオードブリッジってやつです。
まずそれで、交流を直流化。

青い巨大なアルミ電解コンデンサは、耐圧25Vの3300uFです。
そして、放熱器のついたレギュレータが二つ。
手前は、7805Aなので、+5V電源を作ってます。
後ろは見えないけど、-5Vを作ってるんでしょう。
たぶん。

CDを制御してるあたり。
この辺は良く分からん。

白と赤の線が、CDへの信号。
カラフルな線が、CDからの信号だと思います。
右に見える放熱器付きのICが、DAコンバータ?
放熱器のせいで、型番が見えない。

そして、このあたりが増幅回路です。
オペアンプがふたつ並んでいます。

左がJRC 4558D、右がJRC 2068D。
両方とも100円くらいの安いアンプです。
左側の4558は持っていたような気もする・・・。

写真左上から黒い線が出ていて、これがヘッドホン用の出力につながっています。
そのまわりをバイポーラが4つ囲んでいます。
ので、これはエミッタフォロワになっているのだと思います。

4つあるので、ひょっとしたらひょっとして、ダイヤモンドバッファ・・・?
もう少しじっくり見てみたいところ。

最後にCDです。
もうこのあたりは分かりっこないです。
モータ3つで動かしてますが、その辺は電気系の人間の守備範囲外・・・。

・・・といった具合に、とりあえず全体を見てみました。
勉強になるなー。

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