CDプレイヤーの分解(2)

ちょっとずつ細かいところを見ていこうと思います。

一目見て分かるのは大量のジャンパー。
ここまでジャンプさせるなら両面プリントの基板を使えば良いんじゃないかと思ってしまうけど・・・。

両面プリントでジャンパーなしか、片面プリントでジャンパーで結ぶか。
生産量でコストが安い方を選択するのだろう・・・と思う。

こちらは基板から不自然に出ている配線。
その先はケースです。
ケースグラウンドとか呼ぶんだそうな?

目的はノイズの軽減だろうけど、いまいち動きは理解できない。
音楽を扱う製品なのでノイズ対策は大切です。
まず、ケースを金属にすることで、電磁波をシールドできます。

・・・で、そのケースにグラウンドを繋ぐと?
うーん。

トランスの部分を取り出しました。
左にスイッチとコンデンサ。
真中がトランス。
上の配線が交流100V。
右から減圧された交流の出力。

裏側を見てみます。
このくらいだったら、プリントされている配線を追うだけで理解できる・・・。

手書きで汚いながら回路を追加。
右半分が入力側、つまり100V側です。
左が出力側、つまりトランスを通過した後の減圧された交流です。

出力は5端子で、実際に測ってみると、4V、4V、8V、17V程度の電圧が出てました。
前回の20V弱という予想は正解でした!

問題は入力側のコンデンサですよ。
なんの役割なのか?

まず、スイッチがオフでも、コンデンサがあるので閉路ができます。
交流電源、インダクタ、コンデンサの直列回路です。
そして、電流が流れます。

・・・スイッチがオフでも電流が流れるというのが、まず意味不明。

家庭用電源の50Hzくらいだと、インダクタはただの導線に見えるはずです。
ので、単純には、100Vの交流がコンデンサに直接かかっている状態です。
実際テスタで測ってみると、コンデンサに100Vが全部かかってます。

ということは、インダクタにはほとんど電圧がかかってないです。
つまり、トランスを通して出力側に電圧は生じないです。
結局、スイッチがオフの時は、電源回路から出力される電圧は、ほぼ0Vになります。

・・・というわけで、コンデンサがあっても、スイッチがオフなら電圧は0Vになることは分かりました。
けど!
コンデンサの存在意義はわからん!!

おまけ。
50Hzの0.01uFでインピーダンスは300kΩくらい。
100Vをこれにかけると、電流は0.3mA、電力は0.03Wってとこです。
コンセントを繋いでいる限り、この程度の電力は消費してるということか。

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