取引価格よりも価値があると自分で理解できるものに投資する。

投資の考え方とか、思想の型をひとつ知りたくて本を読みました。

1分間バフェット
ウォーレン・バフェットという人については詳しく知りませんが、とても有名な投資家なのだそうです。この本は、そのバフェットさんの考え方などについて書かれています。難しい本ではなくて、休日にまったりコーヒー飲みながら読める感じの本です。

取引価格よりも価値があると自分で理解できるものに投資する。

本題なのですが、この本で一番重要だと感じる部分を抜き出すと、「取引価格よりも価値があると自分で理解できるものに投資する。」ということになるかな、と思います。
「価値があるものに投資をする」というのが一点で、「自分で理解できるものに投資をする」というのがもう一点です。

価値があるものに投資をする

取引される「価格」に注目するのがデイトレードなどですが、その反対です。「投資先の価値」と、「株の価格」を比較して、価格が安ければ投資します。
これ自体は当たり前といえば当たり前なのですが、その「企業価値の判断」を正確にすることが難しいです。
企業価値は帳簿にのっている資産などの価値だけでなく、数値として表には出ないブランド価値なども含めて考える必要があります。そこで、「自分で理解できるものに投資をする」というのが必要になってきます。

自分で理解できるものに投資をする

この本の多くの部分には、その時代の流行の投資法ではなく、原則を守り続けるバフェットのスタンスが書かれています。
いくら流行っていても自分が理解できないものには手を出さない。自分が最も得意な分野で、ちゃんと自分で説明のできるものに投資をする、ということです。

投資の世界には見送り三振がない。

こちらはおまけ。「価値があるものが見つからない」場合はどうするか?もしくは、価値がありそうな気はするが「自分で理解できない」場合はどうするか?
その答えは、「何もしない」ということになりそうです。
野球はバッターボックスに立って絶好球がくるまでずっと待っていると見送り三振でゲームオーバーですが、投資の世界は絶好の投資対象が現れるまで待ち続けることができます。
(でも、投資ではなく事業をする観点でいうと見送り三振はあるので、こちらに関しては振っていかないといけないですね。)

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