モーターの制御(3)

電流量を増やす方法として、2つの方法を考えました。
・レギュレータを大電流対応にする。
・トランジスタを大電流対応にする。

そして、聖地巡礼してきました。

P-ch MOSFET(2SJ477)、N-ch MOSFET(2SK2186)、15個ずつ。
とりあえず4個ずつあれば良いものを、間違って大量に買ってしまった・・・。

3端子レギュレータMC78T05C、2つ。
それから、テストリード。
あとLEDと放熱器をいっぱい。

早速、電源回路を変更。
前の3端子レギュレータは定格1Aだったけれど、これは3A。
融けて無くなっちゃうと困るので、一応放熱器も付けておきます。

9Vの積層電池を繋いでテスタを当ててみると、出力はちゃんと5V。
早速、この電源を使って、お絵描きロボットを動かしてみます。

・・・が。

電流値、ほぼ変化なし。
モーターの回転も改善されず。

残念。
どうやらボトルネックは、電源回路ではなくてトランジスタにありそうです。

そういうわけで、Hブリッジのバイポーラを全部MOSFETに。

・・・が、まわらず。
一発でうまくいかないのは常です。

少し電圧を見てみると、pMOSはオンになっているけれど、nMOSがオフのまま。
それで、回路が導通せずにモーターがまわらない・・・といった具合。

npnトランジスタはオンになるのに、nMOSがオンにならないのは何故か。
データシートを見てみると、閾値が問題のよう。

この2SK2186というnMOSの閾値は、なんと3V!
そう簡単にはオンにならないということです。

これは、15個も買ったFETが全部パーか・・・。

オンになっていたpMOSの閾値は2V。
ついでに、パラレルポートの電圧値はやや低めで、ハイレベルでも3V程度。
そういうわけで、nMOSはオンになるかならないかのギリギリのところにいたわけです。

nMOS一発でモーターを制御する回路を組んで。
ゲートに5Vを入れると・・・回る!
15個のnMOSがパーにならなくて良かった・・・。

つまり、電圧レベルを落とさないようにして、ゲート電極に5Vを入力できれば良い。
とりあえずバッファを入れてみるかなー。

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