vi

TeXとLinuxに続いて、「研究に必要っぽいツール」の使い方の勉強シリーズです。
最終回はviです。

他にも、正規表現、GNU plot、C言語あたりは一度しっかり勉強したいところ。
でも、とりあえずはこのへんで終わりにして電子工学の勉強に戻ります。

まずは、viの特徴とか、本を読んで掴んだviの空気とか、「基本のキ」の部分についてまとめます。

(1)奥が深いテキストエディタ
この「入門vi」という本は、200ページ未満という割と薄い本です。
が、コマンドの豊富さは計り知れない・・・。
一度に読みきっても、正直使いこなせる実感がわかないです。

しばらくviを使ってみて、慣れてきたらもう一度読みたいところ。
間違いなく新しい発見があることでしょう。

(2)英語中心の世界が広がっている
「単語単位で」なんていうコマンドがあります。
英語では単語の間にスペースがあるから良いものの、日本語じゃ満足には使えないでしょう。
でも、日本人でもプログラミングをするときは英語なので、活躍の機会はあります。

(3)コマンドはviのコマンドだけではない
viのコマンドだけでなく、exのコマンドも使うことができる。
exのコマンドは”:”から始める。
更にコマンドを”:!”から始めればUNIXのコマンドとなる。
正確には、”!”でexがUNIXのコマンドを呼びだすのを、”:”でviから呼び出しているのかな。

(4)コマンドの構成
回数 + 編集コマンド + 移動コマンド
基本的には、この3点セット。
移動コマンドで指定される範囲を指定された回数だけ編集するといった感じ。

(5)バッファ
“のあとに1文字つけたものはバッファ(Windowsでいうところのクリップボード)の名前。
数字のバッファは自動更新。
アルファベットのバッファは自分で指定するまでは更新されない。
クリップボードが、数字の10+アルファベットの26で36個もあります。

(6)Vi IMproved
多くのLinuxに付属しているのは、viのクローンであるvimのようです。
クローンと言っても劣化版ではなく、ずっと拡張されたソフトウェアです。
特に便利だと思われるのは、ウインドウを分割する:splitというコマンド。
その他にも拡張正規表現に対応していたり、より細かいカスタマイズができたりと、IMprovedされています。

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