Tapstreamで広告流入をトラッキングして収益を最大化する!

サービスが軌道に乗り始めたら、広告を投入して一気に拡大をはかるフェーズになります。

その時、ただユーザーを獲得できれば良いというわけではなく、当然収益に結びつくユーザーを獲得したいと考えます。

そこで、ツールを使って、広告ごとの効果を計測します。

Tapstreamで広告の効果計測

ツールとしては、AppsFlyerApsalarなども有名ですが、この分野は比較的お問い合わせベースのツールが多いです。

そんな中でTapstreamは、すぐに利用が開始できて、無料のプランもあります。

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Tapstream – Unified app marketing

さっそく登録する

そういうわけで、Tapstreamにさっそく登録してみます。

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アカウント名、メールアドレス、パスワードと、アプリのURLで登録ができます。

登録が完了したら、ログイン画面からログインします。

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SDKを導入する

ログインすると、管理画面の簡単な説明があります。軽く眺めて、SDKの導入へ進みたいと思います。

画面の右上に赤色のランプが付いているのですが、これはSDKの導入ステータスです。ここからSDKのキーも確認できます。

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ドキュメントを見ながらSDKを導入していきます。

Tapstream – iOS SDK usage

導入は難しくなく、SDKのファイル群をダウンロードして、プロジェクトに導入し、数行のコードを書くだけです。

ドキュメントに書かれている初期化手順を、管理画面で確認したアカウント名とシークレットキーのペアの部分だけ変えて記述します。

- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
    TSConfig *config = [TSConfig configWithDefaults];
    [TSTapstream createWithAccountName:@"katty0324" developerSecret:@"h5wqex4QtPuPxR24xstM0X" config:config];
    // ...(略)...
    return YES;
}

これで導入が完了です!

実行してみると、何か計測されている雰囲気があります。

Tapstream fired event named "ios-tapstreamsample-open"
Tapstream fired event named "ios-tapstreamsample-install"

イベントの名前はデフォルトでつけられています。

計測の結果を管理画面から確認する

先ほど計測されたデータは管理画面で確認することができます。

ライブアクティビティの画面を見ると、リアルタイムにイベントがブラウザの画面に流れてきます。

スクリーンショット 2014-05-06 2.10.23

もちろん全体のサマリーを見ることもできます。イベントは各々に収益への貢献度が設定されていて、全体としてどのくらい収益を生んでいるかも分かります。

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これで全体の収益は計測できるようになりました。次は、広告の配信先ごとの収益を分けて、測定できるようにします。

広告ごとの効果を計測する

広告の効果計測には、広告ごとに専用のURLを発行し、どのURLを経由したかで流入元を特定します。

計測のタイプは、アドネットワーク、クロスプロモーション、カスタムという3種類が用意されているのですが、今回はカスタムを利用してみます。

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作成画面に、アプリのURLを設定し、広告を識別するための名前付けをします。これで短縮URLが発行され、ここを通ったユーザーは、アプリのURLにリダイレクトされた上で、効果計測の対象となるわけです。

スクリーンショット 2014-05-06 2.11.53

このURLを踏んでから、アプリをインストールして起動してみると、クリック数とインストール数がそれぞれ計測されます。

スクリーンショット 2014-05-06 2.14.51

広告の配信先ごとにURLを用意することで、個々の流入が計測でき、広告ごとの収益貢献度が測定できます。広告費に対して収益貢献が見合わなければ、追加の広告出稿をやめ、より効果の高い広告に投資することで、収益を最大化できます。

どんな識別IDを利用しているのか?

結論からいうと、どうやって計測しているのかは謎のままだったんですが、簡単に眺めたところまで書いておきます。

Tapstreamはいくつかの識別IDを併用できるようになっています。ODIN-1、OpenUDID、SecureUDIDなどです。

また内部でUUIDを生成しいて、これも使っています。このIDはNSUserDefaultsに保存しているので、アプリを削除するまで同一の値を維持します。

- (NSString *)loadUuid
{
	NSString *uuid = [[NSUserDefaults standardUserDefaults] objectForKey:kTSUUIDKey];
	if(!uuid)
	{
		CFUUIDRef uuidObject = CFUUIDCreate(kCFAllocatorDefault); 
		uuid = AUTORELEASE((BRIDGE_TRANSFER NSString *)CFUUIDCreateString(kCFAllocatorDefault, uuidObject));
		CFRelease(uuidObject);
		[[NSUserDefaults standardUserDefaults] setObject:uuid forKey:kTSUUIDKey];
		[[NSUserDefaults standardUserDefaults] synchronize];
	}
	return uuid;
}

UUIDって何に使うんだろうかと思っていましたが、こういうのに使うんですね。

UUIDはなぜ、分散環境で好き勝手に生成しても衝突しないのか。RFC4122規格とUUIDの性質。

あと、GUIDと呼んでいるIDも生成しているんですが、これはiOSの場合はIdentifier for vendorのようです。つまり、同一開発者からリリースされているアプリでのみ共通のIDです。

- (NSString *)getComputerGUID
{
#if TEST_IOS || TARGET_OS_IPHONE || TARGET_IPHONE_SIMULATOR
	return [[[[UIDevice currentDevice] identifierForVendor] UUIDString] stringByReplacingOccurrencesOfString:@"-" withString:@""];
#else
	// ...(略)...
#endif
}

あとIDFAなども取れるようになっているんですが、Appleのリジェクトリストがあることも関係しているのか、デフォルトでは計測していません。

価格は、機能別のプラン制

Tapstreamは、計測に関しては無料で、機能の追加で料金が発生するプラン制です。

プラン名 機能 価格
Free 基本 無料
Advanced API、独自ドメイン $495/月
Agency アカウント管理、サポート

アドネットワークとの連携ができるようになっていて、このイベント計測については、10万件を超えた分については従量での支払いになるようです。

まとめ

グロースハックというと、どちらかというとお金をかけずにサービスを運用するテクニックの色が強いです。

そういうことをやっている人間からすると、広告によるユーザー獲得のようなお金を使う分野は、もともとのボリュームとかパワーがあるので、ますます最適化のやりがいがあるように感じます。

どこからきた人が収益貢献度が高いかを判断するだけで終わるのではなく、流入元ごとにサービス内をダイナミックに作り変えていくようなことも、これからやっていくつもりです。

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