有名な戦略を一気に知りたい人におすすめの「戦略の教室」

最近読んでいた本について。

戦略の教室

古代の戦争で使われた戦略から、現代の企業経営で用いられる戦略まで、30種類を少しずつ網羅している本です。戦略カタログといえるような本です。

事業戦略を考える上で、手札を増やしたいなと思って読みました。

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古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室—生き抜くための勝利の全法則

知らなかった戦略もあり、気になるものもあったので、それについては別の本を読むつもりです。

紹介されている戦略

紹介されている戦略のうち、気になったものや使えそうなものを、いくつかピックアップしました。

  • 孫氏、まず勝ちてのち戦う
  • 革命戦争、師団制度、軍団制度
  • 戦略論、間接的アプローチ戦略
  • タイムベース競争戦略
  • ランチェスターの法則
  • ブルーオーシャン戦略
  • 競争戦略、ファイブフォース分析
  • プロダクトポートフォリオマネジメント
  • パラダイムの魔力
  • イノベーションのジレンマ
  • リバース・イノベーション

などなど・・・。

小さな会社を経営している身としては、弱者に戦略を与えるランチェスターの法則や、新しい価値で戦うパラダイムの魔力は、特に気になりました。

パラダイムの魔力

この本で紹介されているパラダイムシフトの例は、機械式時計からクォーツ式時計への変化で、スイスの時計職人のほとんどが職を失ったという例です。もともと時計はスイスが圧倒的なシェアを誇っていて、それを崩したのが日本のセイコーです。

生まれた頃から時計は電気で動くものと思っていたので、最近知ったんですが、時計が電気で動くものになったのは1970年ごろだそうです。それ以前の時計は電気を使わずに機械的に動いていたんですね。振り子時計の振り子の存在意義をようやく知りました。

パライダイムというのは、今戦っているのはどんなゲームなのか、そのゲームに勝つにはどうすれば良いかを規定するものです。

時計職人にとってのパラダイム、つまり時計職人が戦っているゲームは、ゼンマイと歯車でできた時計の精度を上げることだったわけです。日本の企業もその土俵で戦っていたわけですが、圧倒的なスイスのシェアは揺るぎません。それが、クォーツ式時計の発明で一変します。時計が電気で動くようになってしまったので、ゲームのルール自体が変わってしまった状態です。

既に勝ち組のいる市場に乗り込む場合、今のゲームのルールの上で戦うと勝てません。そこで、ルールから変えてしまうことで、既存の勝ち組企業を一掃する、ということです。

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