「僕の夢に付き合ってもらっている」へのマインドチェンジ

ファクトリエというECサイトについての本を見つけたので、読みました。

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ものがたりのあるものづくり ファクトリエが起こす「服」革命

ファクトリエとは?

簡単にいえば、アパレルの産地直送のようなサイトです。

僕は、テレビで見て知って、財布も買ったこともあります。

今まではアパレルブランドの下請けとして生産していた工場に、自社製品を企画・生産してもらい、中間のブランドや小売業者を抜いて、良いものを手頃に売る、というビジネスになっています。

Factelier (ファクトリエ)

決して安くない価格帯なので、高いけど長く使える本当に良いものを売る、といったほうが良いかもしれないです。

安いものを大量生産するというアパレル業界で、下請けで疲弊して廃業していく工場が多い中で、良いものを作れる工場に主導権を渡して、適正な利益が得られるように、というビジョンがあるようです。

「僕の夢に付き合ってもらっている」へのマインドチェンジ

ある意味では「下請けで疲弊している工場を救うために、好条件での取引を依頼している」という感じだったにも関わらず、最初は話を聞いてもらえる工場も少なかったそうです。

その後、HITOYOSHIというシャツ工場との取引に至るまでの間に、あるマインドの変化があったそうです。

ファクトリエは、誰かを幸せにするためではなく、自分を幸せにするために始めたこと。つまり工場は、僕の夢に付き合ってもらっている。 (p.91)

今までの「やってあげている」というエゴを捨てて、「一緒に夢を追いかけてもらっている」と考えて、自分の理念を押し付けることをやめたそうです。

確かに、目的が高潔であるほど、「相手も当然そう思うだろう」という錯覚に陥ってしまうので、気をつけなければと思いました。

その他メモ

  • 工場は、目先の仕事を回すのに精一杯で、新たな挑戦をしてみようという発想が入り込む余地のないほど疲弊していた。(p.87)
  • 「価格を決めてください」とお願いすると驚くほど安い値段を提案される。自分の価値を正しくわかっていない。(p.108)
  • 商品そのものが持つ物語に感動し、その物語を、代わりに伝えてくれようとする。(p.115)
  • 増やした商品を、3〜4割減らした。「誰のどんな問題を解決するかが明確」という軸で選んだ。(p.142)

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