オフィスでの仕事をロボットに任せるRPA

RPAに興味をもって、この本を読みました。

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60分でわかる! RPAビジネス 最前線

最近のワードかと思ったんですが、2016年くらいからジワジワ来てるようです。

RPAとは?

RPAは、Robotic Process Automationの略です。ホワイトカラーの業務、つまりオフィスでの仕事を、ロボットで自動化するテクノロジーのことです。

現代の事務仕事は、ITで効率化されているとはいえ、意外と単純作業をしているものです。

  • 申込書を集めて、システムに入力する
  • 請求書を発行して、顧客に送付する
  • さまざまなサイトから数値を集めて、1日のレポートをまとめる

こういう単純作業を、ロボットに代行させよう、というのがRPAです。

自動化におけるRPAの立ち位置

ふだん仕事をしていても、「同じ作業を毎日繰り返しているな」「この作業、何回目だろう」っていうことありますよね。

こういう作業はほとんど自動化できますが、RPAを使わない自動化というのは「システムを開発する」という話になります。システムを開発する場合、問題になるのは、「そのシステム開発の投資は、回収できるのか?」ということです。

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業務の内容が10年に渡って変わらないような場合などは、システム開発に対する投資は十分に回収できると思います。

しかし、今どきの仕事のスピード感だと、毎月のように業務プロセスが変化する、というのはザラにあると思います。こうなると、システム化してもすぐに破棄することになって、投資回収できません。

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RPAは、専用にシステム開発するほどの投資はできないけど、繰り返しで効率の悪い作業をなくすのに適しているのだと思います。

ロボットを業務を担う一員と認識してもらう

島津製作所には、「さとうさん(サ統さん)」というRPAロボットがいるそうです。

RPAはロボットではあるのですが、業務を担う一員として認識してもらうのは良いかもしれません。

  • RPAには、みずから業務を教える必要がある
  • RPAは、初めは失敗することがある

これらは、RPAを「システム」と捉えると違和感がありますが、「アシスタント」と捉えると自然です。RPAは、チームの一員だと認識してもらうと良さそうです。

名前を付けたり、イラストを用意して、愛着をもってもらえると、業務も円滑に進むかもしれません。

野良ロボットが生まれないように管理する

RPAは初期投資が小さい代わりに、節操なくロボットが作成されてしまう可能性があります。すると、「野良ロボット化」するという問題が発生します。

  • ロボットがどこでいつ実行されているか分からない
  • 業務プロセスが変化したのにロボットの仕様が変更されていない
  • ロボットの管理者がいなくなって修正ができない
  • ロボットが正しく作業を完了できているか確認できない

RPAはアシスタントのようだと書きましたが、アシスタントと違うのは、勝手にずっと動き続ける、ということです。そのため、野良化しないように管理ツールなどで管理する必要があります。

その他メモ

RPAは、画面に表示された文字などの、構造化されていないデータも扱える(p.12)
機械学習を組み合わせることで、従来のルールベースでは難しかった業務にも拡張させる動きがある(p.18)
サーバ型とデスクトップ型がある(p.24)
クラウドワークスでデジタルレイバーへの発注ができるようになった(p.72)
RPAツールですることは、設定・実行・管理。実行結果の把握は必須(p.76)

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