あきらめるという選択肢を用意して、何が本当に大事か考える。

開発のスケジュールが遅れるのが本当に嫌で嫌で仕方なかったので、何かヒントはないかと思い、この本を読みました。

アジャイルサムライ-達人開発者への道-

この本は、プロジェクト運営の仕方から実際の開発の仕方まで、「アジャイルな」手法について書かれています。「アジャイル」は直訳すると、「すばやい」というような意味らしいです。

実際に読んでみると、「かなり合理的な開発手法」という印象を受けます。「気合でなんとかする」とか「1週間会社に泊まりこんで開発する」とかっていう非現実的なプロジェクト運営の対極にあります。

あきらめるという選択肢を用意して、何が本当に大事か考える。

この本に直接的には書かれていませんが、「あきらめるという選択肢を用意して、何が本当に大事か考える。」というのがキモかな、と感じました。

あきらめるという選択肢を用意する。

「あきらめる」というと聞こえは悪いですが、すべてを達成することが無理な状況では、何かをあきらめることは必要です。

あきらめることを受け入れないと、「気合だ、根性だ」になって、最終的にプロジェクトは破綻します。にも関わらず、すべてを作ろうとしすぎて失敗したことは、確かに多かったです。

やむにやまれぬ理由で「期限が急に短くなってしまった」「開発者が一人減ってしまった」「事業上の都合で作らなければならない機能が増えてしまった」など、突如として危機的な状況に陥ることはあります。こういう時に、何ひとつあきらめずに、もとの予定通りに実行しようとしたところで、結果は目に見えてます。

だから、そういう時は、ちゃんと「あきらめる」という選択肢をもっていることが必要です。

何が本当に大事か考える。

「何ひとつあきらめない」という状況では、「全てが大事」なので、優先度をつけることをしません。だから、実は必要のないものに時間をとられてしまって、本当に大事なことに時間をつかえません。それが、プロジェクトの破綻やリリースの延期の最大の原因です。

「あきらめる」という選択肢を用意すると、「何をあきらめるか?」を考えます。すると、「何が本当に大事なのか?」が分かります。

本当はあまり必要のないものをあきらめて、「何が本当に大事か?」を考えること。これが大事なのかな、と思いました。

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