Vagrantのsaharaプラグインで仮想環境の設定をロールバック!

VagrantとVirtualBoxを使えば、Webアプリケーションの環境構築のフローの検証が簡単になります。失敗したら一度捨てて、簡単にやり直せるからです。
VagrantとVirtualBoxで簡単に仮想環境の一発構築!
とはいえ、やり直しをするのに、仮想環境を全部捨ててゼロからやるのでは少し大変です。

そこでsaharaプラグイン

そこでVagrantのsaharaプラグインが使えます。
スクリーンショット 2014-06-26 20.45.41
jedi4ever/sahara
これはVagrantにsandboxモードの概念を追加するもので、仮想環境への変更をロールバックできるようになります。

saharaのインストールと起動

インストールはコマンド一発です。

vagrant plugin install sahara

saharaを利用するときは、sandboxモードにします。

vagrant sandbox on

これでロールバックできる状態になります。

変更を加えてしてロールバックしてみる

試しにサンドボックスモードにして、ログインしてテキトーなファイルを置いてみます。

$ vagrant ssh
Last login: Tue Jun 24 02:53:43 2014 from 10.0.2.2
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]$ touch empty
[vagrant@localhost ~]$ ls -lah empty
-rw-rw-r-- 1 vagrant vagrant 0  6月 26 11:54 2014 empty

これでemptyというファイルが作成されました。
ここでおもむろにrollbackを実行します。

vagrant sandbox rollback

数秒待って完了。
あらためてログインすると、作ったファイルがなくなっています!

$ vagrant ssh
Last login: Mon Jun 23 22:57:34 2014 from 10.0.2.2
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]$ ls -lah empty
ls: cannot access empty: そのようなファイルやディレクトリはありません

ちなみに、変更を適用する場合は、commitを。

vagrant sandbox commit

サンドボックスモードを終了する場合は、offを指定します。

vagrant sandbox off

これで、Chefのレシピの検証も楽らくです!

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