「EC2インスタンスを自動でMunin監視対象にするEC2Muninを改造した」というブログを発見しました。
ベーシックのZARUさんのブログで、半年ほど前の投稿のようですが、EC2Muninを取り上げていただき、とても嬉しい気分になりました。
EC2Muninってなんだっけ?
起動しているEC2インスタンスの一覧を取得して、リソース監視ツールMuninの監視対象に追加するというツールです。
全てのEC2インスタンスを自動で監視するEC2Muninを作りました。
僕のGitHub処女作でして、まったくメンテナンスしていないのですが、時々使ってくれる人がいて喜ばしいです。
このツールの問題点
このツールは作ったまま放置だったので、ちょっと使いにくいところがあります。
オリジナルのEC2Muninだと、Munin上で表示されるインスタンス名がグローバルホストになっていて、僕のサービスでは、ちょっとわかりにくかったので、インスタンス名 + タグでグループ分け出来るように修正しました。(EC2インスタンスを自動でMunin監視対象にするEC2Muninを改造した)
ホスト名をEC2インスタンスのPublic DNSで表示しているので、どのホストがどのホストなのかさっぱり分からないのです。
ライブラリを書き換えてもらえるのは嬉しい。
そういうわけで、とても使いにくいツールなのですが、GitHubに公開したために、forkしたりして書き換えて頑張って使ってくれている方がいたりします。
地味なんですが結構うれしくて、開発のモチベーションになります。
完全にGitHubの思惑通りです。
もっと改造する。
そんなわけでメラメラとモチベーションが上がっている・・・というわけでもないのですが、このEC2Muninをもうちょっとアップデートしようと思っています。
- AWSのアカウントを複数扱えるようにする。
- ホスト名表示をタグ等から作成できるようにする。
- Public DNS利用をデフォルトにする。
- グルーピングができるようにする。
今、「AWSのEC2インスタンスの性能と価格の早見表」でも書いたように、社内のAWSのインスタンスを整理しています。そこで、プロジェクトごとに監視サーバを立てているのを、ある程度まとめようと考えています。
すると、今のEC2Muninでは、アカウントをまたげないので複数プロジェクトを監視できないのと、名前付けやグルーピングがされていないのでどのプロジェクトのホストか分からなくなってしまう問題が発生します。
というわけで、久しぶりにアップデートしようと思います。・・・という宣言で終わりたいと思います。