少し前のことなんですが、「会社のメンバーがある本を読んでからとても成果を上げるようになった」という話がありまして、その本を読んでみました。
至高の営業
至高の営業、という本だそうです。
至高の営業
内容は小説仕立ててで、会社で最下位の成績の営業所にトップ営業マンが異動して立て直す、という話で、もしドラ的な感じです。最後にその立役者が死ぬというあたりも、もしドラ的な感じです。
そんな小説の中に、営業の秘訣が散りばめられています。
いきなり仕事の質を高めようなんて思わない。
これは営業に限らず応用できそうです。
仕事の「質」を追うか、「量」を追うか、は論争になりそうですが、この本に言わせれば「質を高めようなんて思ってはいけない」ということです。
いきなり仕事の質を高めようとするよりも、まず量を増やすことで、質を上げる機会を増やすことができます。そうすることで、量に質がついてきます。
僕が量をこなしていることというと、本を読んだり勉強することとか、ブログを書いたり何かを作ることとか、です。確かにこういうものは、あまり意識していなくても、質も高まっているように思います。
ただこの本にも営業の成功率を上げるような方法は書いてあって、一定の質も必要だということは伝わってきます。
そして最後は実践できるかどうか
以前にも書いたんですが、結局こういう本を読んで知識をつけるだけではダメで、「実際に行動に移せるか」の方が重要です。
営業は、契約率を追うのではなく、紹介数を追う。
そういうわけで、こういう本などで得たヒントを自分なりに噛み砕いて、実行していける人が、成果を上げていくんだろうな、と思います。