人生で始めて真剣にNHKの大河ドラマを見ています。軍師官兵衛です。
歴史は苦手で、あまり興味もありませんが、「軍師」というのに興味を惹かれて、見始めたらハマってしまいました。
軍師つながりで孫子の兵法にも興味を持つ
なぜ「軍師」に惹かれたかというと、経営をする上で戦略をしっかり練って戦うことの大切さを痛感しているためです。
そんなわけで、軍師つながりで孫子にも興味を持ち、読みやすそうな本を読みました。
なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本
ビジネスへのたとえがかなり強引ですが、おもしろいです。
ちなみに、孫子は、孫武という人が紀元前に書いたとされる兵法書で、戦争に勝つための方法論が書かれているものだそうです。
囲師必闕、敵に逃げ道を作らなければならない。
今週のドラマに「囲師必闕」というのが出てきました。
これは「撤退しようとする敵の逃げ道をふさぐように囲んではいけない。」という教訓です。
わざわざ敵に逃げ道を作ってやる理由は、逃げられなくなった敵が、死に物狂いで反抗して、自軍にも被害が生じるためです。
戦わずして勝つ!
この本によると、孫子の教訓の一番重要なことは、「戦わずして勝つ」ということだそうです。
真っ向から戦えば、勝っても負けても、自軍の兵士を失うことは避けられません。戦いに勝ち続けていても、自軍の兵士が減っていってしまったら、どんどん兵力が弱くなってしまいます。
ビジネスの世界でも「戦わずして勝つ」ことができるのかといえば、色々と方法はありそうです。たとえば、事業の順調ぶりをやたらとアピールする会社がありますが、新規参入しようとする会社のやる気を削ぐという意味では作戦かもしれません。
他にも、情報戦だったり、交渉術だったり、心理戦だったり、色々な戦術が紹介されています。それほどボリュームの多い書物ではないらしいので、一度読んでみると面白いと思います。
コメント
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