投資家みたいに生きろ
この本を読みました。
投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略
著者の藤野さんは、レオス・キャピタルワークスという資産運用会社の社長です。
藤野さんが運用しているひふみ投信を僕も少しだけ保有しています。それもあって、本屋で気になって手に取りました。
エネルギーを投入して、未来からお返しをもらう
著者が資産運用会社の方なので、「投資家みたいに生きろ」と言われても、「そりゃあ投資する人が増えれば儲かりますもんね!」という感じに思います。
が、そういうことではありません。
この本では、投資家の考え方を、このように定義しています。
私の考えでは、投資とは、「エネルギーを投入して未来からお返しをいただくこと」です。(p.41)
お金を投入して、お金を増やすことだけではないです。
投資はお金だけの話ではない
投入する「エネルギー」はお金に限ったことではありません。
- お金
- 時間
- 情熱
いろんなエネルギーがあって、どれも投資的に使えば、未来からお返しをもらうことができます。
だから、投資家の考え方、というのは、お金を持っている人だけの話ではないんですね。
過去に誰かがエネルギーを投入した結果、今の社会がある
社会はどんどん進化していっていますが、それは誰かが過去に投資をした結果です。
誰かが未来を作ろうとして、お金や時間や情熱をかけた結果、今の社会があります。
自分のお金だけでなく、時間や情熱などのエネルギーも、未来につながるように意識して使っていきたいと思いました。