オーディオミキサー(2)

オーディオミキサー完成しました!
昨日徹夜で半田ごて握ってたけど完成せず、今日も徹夜になるところでしたが、日が出る前には無事完成しました。

初のアルミケースの加工はなかなか大変でした。
が、出来あがりの素晴らしさ。

とにかく、かっこいい。自分が作ったとは思えないかっこよさ。(自画自賛ですが)
苦労も吹っ飛ぶというものです!

ノートパソコンのキーボードと比較して分かる通り、少し大き目です。
あんまり高密度実装しようとして部品がぶつかって失敗というのを避けたかったため。
あと、想定機器がNintendo DSなので、その程度の大きさは許容しようというつもりでいたため。

実際、大きさはNintendo DS程度だと思っていただいて良いくらいです。

蓋を閉める直前の最終テストの様子。
かなり配線が飛び出していて気持ち悪いですが、これも愛嬌。

基板上には大量のソケットを配置して、最後にそこに配線をはめ込むという方法を取ってます。
これも設計の手戻りを防ぐため。
あとトランジスタ、オペアンプを自由に交換して、音の変化を楽しめるかもという思惑からです。

空中配線が大量発生しているのは、あまり好ましくありませんが。

ちなみに、3入力にしました。
想定はNintendo DSとiPodだけなので、2入力で十分でした。
が抵抗器2本とステレオジャック1個で入力を1つ増やせるので、せっかくだしということで3入力。

3つの音を混ぜる状況は発生するのか、果たして。
あとちなみに、もちろん、iPodだけを接続すれば、ただのヘッドホンアンプとしても使えます。

上から見たの図。

電池は9Vの積層電池を2つ使って、±9Vの正負電源にしています。
この積層電池が曲者で、充電電池2本だとなぜか動作しない。
充電電池と乾電池を1本ずつなら動作する。

・・・ということで、常に乾電池を消費し続けなければならない、非エコなやつです。
たぶん原因は回路でなく電池ですが。

ちなみに、デカップリングコンデンサには、かの有名なSANYOのOS-CONを使ってみました。
私の耳は腐ってるので、基本的に音の違いは分かりませんが。

しかし、スカスカな実装だ。

裏から。

外にネジが出るのは、あまりカッコ良くないけれど。
回路基板と電池ボックスをしっかり固定しておきたかったので、そこは妥協。

その分、ゴム足をつけて高さを上げています。
ゴム足で急に「製品っぽく」なるから不思議。

というわけで、ミキサー回路は無事に動いています!
あと、どのくらい電池が持つか、持ち運ぶ過程で部品が飛んだりしないか、あたりをチェックしていきます。

大した回路を使っているわけでもありませんが、時間があれば解説記事も書きます。
それでは、ほくほくした気持ちで寝ますー。

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