ヘッドホンアンプができたので、その写真集です。
土曜日に秋葉原に行って部品を買いあさり、その夜から製作開始、翌日曜日の夜に完成しました。
電源回路
製作開始する前に、「交流100Vをトランスで降圧する。」で測定していたトランスは、ケースに入りきらないという現実により、別のトランスを購入しました。15V-0V-15Vのトランスです。
整流については「ダイオードブリッジで交流電源を全波整流する。」の予定どおりで、ダイオードブリッジを使って正負電源を作りました。コンデンサは耐電圧だけ気をつけて、テキトーに音響用とか書いてある大きいやつを買ってきました。本当はもう4つくらい買ってきたのですが、基盤に載らなかったので、やめました。
増幅回路
増幅回路はただのオペアンプの非反転増幅回路とボルテージフォロワーです。
増幅率が高かったので、ボリュームMAXにすると、耳が崩壊するレベルになってしまいました。
パーツ配置を考える
端子類は、入力ジャック、ボリューム、出力のイヤホンジャック、電源スイッチ、電源ランプです。背面に100Vのコネクタを置きました。
良い感じの配置にするのは結構むずかしいです。あとで、端子を増やしたくなるかもしれないので、その時の拡張性も考えました。20分くらい試行錯誤して、この形に落ち着きました。
ケース加工
穴を開けるのが大変すぎます。立派な工具があれば簡単なんでしょうが、お金ないんで頑張りました。
ちょっといびつですが、ケース実装用の部品はその辺もカバーできるような部品なので、問題ありません。
接続して最終チェック
組み上げてネジしめてから動かないことに気づくと絶望するので、この段階で接続して音を鳴らしてみます。
見事になりました!1発動作!
完成
そして、ケースに部品類をしっかり固定させて、電源と増幅回路の基盤もケースにネジ止めしたら完成です。
アルミケースが美しすぎます。穴開けるの大変ですが、この完成の美しさのためなら頑張れます。
中身
拡張性は残しつつも、できるだけ空中配線が少なくなるように気をつけました。
左上にちょうどもう一つ増幅回路をおけるくらいのスペースを残しました。別の回路や、別のICを使った回路を置いて、音を聞き比べる楽しみもできます。気が向いたら、追加して作ります。
前面
前はこんな感じ。文字とか書いてないので分かりにくいですが、左のオーディオジャックが入力で、右が出力です。
背面
背面はメガネケーブルで100Vを取れるようにしています。ケーブルは秋葉原でちょうど良い長さのものが100円で売っていたので、買ってきました。
あまり音を聞き比べる力がないことを断った上ですが、良い音で鳴ってくれてると思います。音楽を聞くのが楽しくなります。
反省ですが、音のバランス調整を入れなかったので、右耳の方が音が少し小さくなってしまいました。しばらくしたら直すつもりです。(音量をある程度上げれば分からない差ですが)
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