ノイズの原因はボリュームにあるのではないかと考えました。
これは、実際に取り換えてみるのが手っ取り早い。
違うメーカの物にしても良いけど、いざノイズが消えたとしてもケースに収まらなくては意味がない。
ということで、小さいボリュームを作ってくれている同じメーカのもの。
抵抗値も同じ。
前についていたのはAカーブでしたが、今度はBカーブです。
・・・結果。
ノイズに変化なし。
Bカーブとはこんなものかと実感しただけでした。
ボリュームがゼロということは、入力端子がグラウンドに短絡されているということです。
「ボリュームがゼロでノイズが出るということは、グラウンドがゆらいでいるのでは?」という新しい仮設を立てて、いざ測定。
・・・結果。
これも1mVにも満たないゆらぎで、犯人ではなかったです。
うーん。
とりあえず、半田付け不良を疑ってみる。
どう調べるかといえば、全部の半田を一度溶かしてみるだけです。
・・・結果。
ノイズが消えた。
エラーの原因なんて、概してこんなもんですよね・・・。
ヘッドホンにつけかえてもノイズなし。
右からまだ少しだけノイズが入るけど、許容範囲です。
ちなみに、高周波のノイズが入ると言っていたのは、iPodのDockの方に問題があったみたいで解決済みです。
・・・Dockから取るのを諦めたわけですが。
オシロスコープで見てみても、PeekToPeekで1mV以下のノイズでとりあえず合格です。
ところどころ、パルス的なノイズが見られますが、愛嬌で。
このソフトウェアは周波数特性を測定してくれる機能まであるらしく試してみることにしました。
・・・しかし、素晴らしいソフトです。
低域から高域まで安定してゲインが取れています。
非反転増幅回路であることも分かります。
本当は低域や広域でゲインは落ちるはずですが、そこまでは測定できません。
なんせ「音声」入力を利用しているオシロスコープなので、音声の帯域以外は測れないのです。
最後にOPアンプ選びです。
とりあえず4種類買ってきたので聞き比べてみました。
そして、JRC2114に決定。
選考漏れした子たち。
OPA2604、LM4562、LME49720。
音のセンスなんて無いんだ。
プラシーボと、雰囲気だけで選んでいるんだ!
次の記事は、回路の解析の予定。
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