TeXで使えそうなコマンドのメモ。
実際にはここを見るだけでは良く分からないと思うので、他の文献も参照してください。
まずは、美文書作成入門の1章~6章。
\documentclass{jsarticle}
最初に宣言するおまじない。
2段組みにするときは、\documentclass[twocolumn]{jsarticle}
\begin{document}・・・\end{document}
本文は、とりあえずこれで囲む。
\title{・・・}
タイトルを定める。
2行にするときは、\\を挟んで改行する。
\maketitle
タイトルを組む。
これを書かないとタイトルが表示されない。
\section{・・・}
章の名前を表示。
\newpage
次のページ、または次の段に移る。
\usepackate{・・・}
パッケージを使う。
\usepackage{txfonts}
本文をTimes、見出しをHelveticaにする。
違うフォントにするパッケージ、pxfontsもある。
\pagestyle{empty}
ページ番号を振らない。
\begin{verbatim}・・・\end{verbatim}
この間に書かれたものは、そのまま表示される。
プログラムなどを記すのに便利。
%・・・
コメントを書き込む。
・・・%
改行したときに半角スペースを挟まないためのおまじない。
%から後ろをコメント化することで改行コードを半角スペースに変換させないということ。
~ or “\ “
意図的に半角スペースを挿入する。
\textgt{・・・}
テキストをゴシック体にする。
\begin{center}・・・\end{center}
センタリングする。
左寄せはflushleft、右寄せはflushrightを使う。
\begin{itemize}\item・・・\item・・・\end{itemize}
箇条書きにする。
入れ子にすることもできる。
\begin{enumerate}・・・\end{enumerate}
番号付きの箇条書きにする。
itemizeと同様にマトリョーシカすることもできる。
\hspace{・・・}
長さを指定して意図的にスペースを挿入する。
\footnote{・・・}
ページ下部に脚注を入れる。
凄く「っぽい文書」になる。
\newcommand{\・・・}{・・・}
新しい命令を定義する。
引数をとる場合は、\newcommand{\・・・}[1]{・・・#1・・・}
\newenvironment{・・・}{・・・}{・・・}
新しい環境を定義する。
$・・・$
数式として表示する。
この中では、半角スペースは有っても無くても一緒。
\[・・・\]
別行立ての数式として表示する。
行中央に配置されるが、\documentclass[fleqn]{・・・}を用いれば左から一定距離の位置に配置できる。
\begin{equation}・・・\end{equation}
数式番号の付く別行立ての数式として表示する。
番号でなく(*)にしたい場合は、\tag{$*$}
\sum_{・・・}^{・・・}
和の記号シグマを表示する。
インテグラルも同様に書ける。
\displaystyle
これ以降、別行立てのスタイルにする。
つまり、広々と書いた数式。
\textstyle
本文中のスタイル。
つまり、行の高さにおさまるように縮めた数式。
\frac{・・・}{・・・}
分数を表示する。
\,
数式中に意図的にスペースを入れる。
\label{・・・}
数式にラベルを付ける。
内部的なラベルなので表示されるわけではない。
\pageref{・・・}
ラベルを指定して、数式が何ページにあるかを表示する。
\reg{・・・}
ラベルを指定して、数式番号を表示する。
\mathcal{・・・}
筆記体を表示する。
フーリエ変換とかラプラス変換とか的な、ちょっとカッコイイ書体が使えて嬉しい気持ちになれる。
\log
斜体にならないlogを表示する。
三角関数なども同様。
\begin{array}{・・・}・・・\end{array}
表を表示する。
これをカッコで囲めば行列っぽくなる。
\begin{pmatrix}・・・end{pmatrix}
行列を表示する。
bmatrixとかvmatrixでカッコの形を変えられる。
要amsmathパッケージ。
\begin{gather}・・・\end{gather}
複数の数式を並べる。
全てに行番号がつく。
付けたくない場合は\notagを書く。
\begin{equation}\begin{split}・・・&=・・・&=・・・\end{split}\begin{equation}
&の位置で数式が揃えられる。
式の変形の過程を書ける。
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