最近、関数型プログラミングの勉強を始めました。
読んでいる本
この本を読んでいます。
関数プログラミング実践入門 ──簡潔で、正しいコードを書くために
この本のサンプルコードがHaskellで書かれていて、Haskellを試しながらでないと理解しきれないような気がしてきたので、Haskellを試せる環境を作ります。
Haskellプラットフォームのインスール
まずは開発環境を構築します。
Homebrewなどからもインスールできるようですが、OSX向けのパッケージがあるので、これを使います。ダウンロードは下記から。
Haskell Platform for Mac OS X
ダウンロードしたバージョンは、2014.2.0.0です。中に含まれているGHCのバージョンは7.8.3です。GHCというのは、Glasgow Haskell Compilerの略で、Haskellのコンパイラの一つです。
ダウンロードしたら、パッケージからインスールできます。
これでとりあえずHaskellの開発をできる環境が整いました。
対話シェルでHello World
パッケージをインスールしたら、さっそくHello Worldしてみます。下記を参考にしました。
Haskell入門 5ステップ – HaskellWiki
まずは簡単に試せる対話シェルを起動してみます。対話シェルのコマンドはghciです。
$ ghci
GHCi, version 7.8.3: http://www.haskell.org/ghc/ :? for help
Loading package ghc-prim ... linking ... done.
Loading package integer-gmp ... linking ... done.
Loading package base ... linking ... done.
Prelude>
このPreludeと出ているプロンプトに、コマンドを打ち込みます。
Prelude> putStrLn "Hello World"
Hello World
Hello Worldが出力できました。
コンパイルしてHello World
今度は、main.hsというファイルに、Hello Worldのプログラムを記述して、コンパイルして実行してみます。
ソースコードは1行です。main関数を定義するものを書きます。
cat << EOT > main.hs
main = putStrLn "Hello World"
EOT
これをghcコマンドでコンパイルします。コンパイルした結果をhelloworldという実行ファイルに出力します。
$ ghc -o helloworld main.hs
[1 of 1] Compiling Main ( main.hs, main.o )
Linking helloworld ...
これを実行すると、Hello Worldが出力されます。
$ ./helloworld
Hello World
これで、とりあえずHaskellを試せる環境ができました!
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