「勘だけでゲームの利用分析、運用をするのは冒険であろう。」
「正確なデータを元にキチンと運用が出来るベンダーだけがレッドオーシャン化したスマホアプリ市場で生き残ることが出来ると考えるべきだ。」
・・・と、次の記事に書かれています。
5Rocks、スマホアプリの分析運用支援サービスを正式開始
今月、5Rocksというゲーム向けの解析ツールが正式リリースされました。
クローズドベータの段階でも80社に導入されていて、注目の高さがうかがえます。韓国の企業なんですが、日本のゲーム会社もたくさん利用していて、正式リリースと同時に多言語展開しているのも、気合を感じます。
5Rocksとは?
5Rocksは、ソーシャルゲーム向けの分析ツールです。
5Rocks – LTV最大化のための実用的なインサイト
ゲームで分析ツールとして想定される指標のほとんど全てが可視化され、分析をするだけでなくキャンペーンと呼ばれる施策の実行もできます。
ライブデモを見てみる
実際に使いはじめる前に、既にデータが入っている管理画面を見ることができます。登録フォームからライブデモの申請をします。
すぐにメールが来て、ライブデモの閲覧ができました。
解析ツールは、データを転送してある程度蓄積しないと、どんな分析ができるか分からないので、この機能は嬉しいです。
基本的なKPIがまとめて見える。
DAUや売上はもちろん、新規ユーザー数、滞在時間、再訪回数なども位置画面で閲覧できます。
ユーザーをレベルごとや地域ごとにクラスタリングできるらしく、クラスタごとにKPIを比較できたりもするようです。これは便利。
リアルタイム数値も見えるようになっています。
Google Analyticsほど滑らかではないですが、イベントなどでユーザーフィードバックを検証する機会が多いゲームでは、分析のリアルタイム性は重要です。
ここまでは、ゲーム以外のアプリでも使えそうです。
ゲーム特有の解析もある。
ゲーム向けをうたっているので、ゲームに特化した指標の分析もあります。
ユーザーのゲームレベル別の売上やDAUも見えます。
広告別のユーザーの指標も見ることができます。大規模なプロモーションをすることが多いゲームでは、広告効果も重要です。
分析だけでなく施策も実行できる。
分析ツールの導入障壁のひとつに、「分析しても改善に活かせるか分からない」というのがあります。5Rocksは、キャンペーンという施策の実施までできるようになっている点で優れています。
お知らせや、タイムセール、インセンティブ付与、クロスプロモーションなどの機能があります。それぞれの効果まで追えるようになっています。
プッシュ通知も送ることができます。
Growth Pushのように文言のA/Bテストもできます。
価格は、MAU単位の従量制
価格は、MAU単位の従量課金です。1MAUあたり1円ですが、最大30万円で定額になります。
MAU | 価格 |
300,000MAUまで | ¥1/MAU・月 |
300,000MAU以上 | ¥300,000/月固定 |
ユーザー数がゼロでない限り無料のプランはないですが、1ヶ月の無料トライアル期間があります。
これからグイグイ伸びそうなツールです。
コメント
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