引っ越してきた部屋のリビング(?)の照明にはスイッチが二つあります。
どちらからでも操作できる仕組みです。
これは玄関にあるスイッチ。
下がリビングの照明のスイッチです。
これはリビングの中にあるスイッチ。
片方のスイッチがどんな状態でも、もう片方をパチンとやれば照明がついたり消えたりします。
こういうのを3路スイッチとか言うそうです。
この仕組みを考察。
スイッチのオンとオフは、論理的に”1″と”0″の2値だと言えます。
それが2ヶ所にあるから、2入力の論理ゲートだと思えば良い。
では、その論理とは?
ANDなのか、NANDなのか、ORなのか、NORなのか、はたまたXORか、XNORか。
スイッチ1とスイッチ2が両方共に”0″のとき、照明はオフとします。
この状態から、スイッチ1が”1″になったり、またはスイッチ2が”1″になった場合、照明はオンになる必要があります。
ということは、両方共に”1″になったときも、照明はオフです。
まとめるとこんな感じ。
これって何かといえば、XORです。
最初の仮定を「スイッチ1とスイッチ2が両方とも”0″のとき、照明は『オン』」とすれば、XNORという答えが出ます。
XORゲートはNANDゲートなんかに比べると少し複雑なゲートです。
こいつについては、前期の授業のせいで随分研究したので、また別に書くことにします。
(・・・とか言いつつ、結局書いていない項目の多いこと)
「電子的」にXORゲートを作れば、もちろんこのスイッチは機能します。
ただ、もっと単純な、「電気的」な回路でXORが実現できます。
できるから、普通に壁にXORゲートが埋め込まれているわけです。
スイッチ2つでXORゲートが作れる。
・・・ということを頭の片隅にでも置いておいてください。
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