2リンクマニピュレータの運動学を計算してみます。
今回が順運動学で、次回以降が逆運動学です。
順運動学は「関節の角度」から「手先の位置」を求めることでした。
逆運動学は、その逆です。
この図を頭に浮かべながら、考えていきます。
(x,y)を求めるのが順運動学です。
順運動学は簡単。
まず、マニピュレータの根元を原点として、1つめのリンクの先の座標(u,v)を求めます。
これは三角関数の定義のまんまなので瞬殺。
同じような手順で手先の座標を求めます。
ポイントは、角度が手前との和になることです。
それから2つめのリンクの根元は、原点でなく1つめのリンクの先であることに注意。
結局、まとめるとこういうこと。
リンクが3つになっても4つになっても、順番に計算していくだけ。
簡単です。
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