ここまでは既存の回路の解析をしてきました。
ここまで理解できたら、あと少しで自分で設計できるようになります。
あと少しというのは、これ。
アンプの構成です。
入力を受け、ボリュームで音量を調整し、増幅段で電圧を増幅し、バッファ段で電流を増幅し、出力する。
結局、ヘッドホンアンプを設計するというのは、この3つをどうするかということです。
ボリュームは多分選択肢がないので考えることないです。
増幅段として、何を使うか。
バッファ段として、何を使うか。
それを考えればヘッドホンアンプになります。
たとえばこんな選択肢があるのかなと思います。
真空管、トランジスタ、オペアンプICなど、いろんな部品がありますが。
どんな部品を使っても、構成は一緒です。
ちなみに、今回作った回路では、どんな構成だったかというと。
ボリュームは、入力を可変抵抗で分圧。
増幅段に、オペアンプの非反転増幅回路。
バッファ段に、ダイヤモンドバッファ。
・・・でした。
これを踏まえて、もう一度、一から回路を見てみるとより理解できるかもしれません。
これにて、ヘッドホンアンプについての記事はひとまず終了です。
お疲れ様でした。
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