1桁タイマーの構造をメモしておきます。
ざっくりと、5つに分けられます。
・5Vの電圧を維持するためのIC7805
・1Hzのクロックを発振するIC555
・カウントダウンをするIC74LS668
・BCDコードを7seg LED用にデコードするIC74LS247
・値を表示する7 seg LED
まずは、IC7805周辺です。
これは、本に書いてあったものを、そのまま転用。
7805は3端子レギュレータです。
47μFの電解コンデンサは、ローパスコンデンサ。
0.1μFのセラミックコンデンサは、バイパスコンデンサだと思われます。
続いて、IC555周辺です。
これも、転用したので、あまり理解できていません。
左列の抵抗と静電容量で発振周波数が変化するらしいです。
周波数を調整できるように、5kΩの半固定抵抗を用いたものの、失敗。
最小で1.275Hzまでしか下げれませんでした。
ちゃんと計算しなさい。
続いて、IC74LS668です。
1ピンをLレベルに繋いでいるので、カウントダウンをします。
3~6ピンは初期値を表し、”1001″なので9からカウントを始めます。
7ピンと10ピンはイネーブルで、ずっとLレベルにしておけば良いです。
9ピンはLOAD端子でここにスイッチを用いることで、カウントしたり値を”1001″に戻したりします。
11~14ピンが出力端子でBCDコードを出力します。
BCDコードとは、2進化10進数のことです。
4ビットごとに10進数の1桁と対応させます。
128の2進数は、”0000 1000 0000″です。
全部のビットを見て、全体で128です。
128のBCDは、”0001 0010 1000″です。
前から4ビットごとに見て、1、2、8を表します。
途中に挟んである1.2kΩの抵抗は、プルアップ抵抗です。
なぜか分けて書いてしまいましたが、実装する時は共有させました。
0.1μFのコンデンサは、バイパスコンデンサ。
最後のICは、74LS247です。
入力は、BCDコード。
出力は、7つの端子です。
7セグメントLEDは、7本の発光ダイオードで数字を表します。
ディジタル表示の8は、7本の線でできています。
この1本1本に対応させて出力しています。
最後は、表示の7seg LEDです。
7seg LEDには、アノードコモンとカソードコモンがあります。
アノードコモンは、電源が共通。
カソードコモンは、グラウンドが共通。
ここではアノードコモンです。
一つ前の74LS247というICは、オープンコレクタという出力です。
オープンコレクタは、電流を流し込むことはできますが、電流を引き出すことはできません。
だから、アノードコモンを使います。
抵抗値はテキトー!
ちゃんと計算しなさい。
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