卒業研究に向けて、有限要素法の勉強です。
amazonでの評価が割れてますが、個人的には良い本だと思いました。
有限要素法で使う簡単な数学の知識と数値解析の知識から始まります。
前提知識を確認してから本論に入るという本は好感が持てます。
その後に、一次元の有限要素法。
最後の最後で、二次元に拡張します。
一次元の説明をしっかりやるので、二次元への拡張もスムーズです。
二次元の有限要素法までは分かったつもりになれました。
扱ってるのは、ヘルムホルツ方程式、ポアソン方程式、ラプラス方程式あたり。
ただ、問題なのは、電磁気学がテーマになっていないこと。
有限要素法自体は構造解析から始まっているので、当然といえば当然なのだけど。
機械科の人ならすぐに分かりそうなものも、電気科の人間には理解できなかったりするのです。
でも、静電場を記述しているのはポアソン方程式なのでなんとか大丈夫!
単純に独立変数を電位に変更したりすれば、電磁気学の解析もできます。
それでは、また少しずつまとめていこうと思います。
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