mixiアプリ公開審査の却下理由

前回紹介したmixiアプリ「コミュ最新ツイート」の公開申請をしました。

結論からいえば却下されたのだけど。
きっと他の個人デベロッパーの参考にもなると思うので却下理由を載せておきます。

却下理由を公開しているサイトが、自分にとって非常に参考になったというのもあるので。
(ただどうにも数が少ない。個人作者の方、もっと情報を共有しましょう!)

まず1回目の申請。

検索クエリを設定できるようになってるけど、18禁ワードも設定できるよね。
だからダメ。

という理由で却下されました。
mixiアプリの審査は、一度却下されると10日待たないと、次の申請ができません。

そこで10日待って、再申請しました。
もちろん修正は加えました。
18禁ワードをたくさん収集して、アプリ内でそれを設定できないようにしました。

そして、次の審査結果が出ました。

あなたが想定している以外の禁止ワードが存在するかもしれないよね。
根本的に検索クエリを自由設定できないようにしてもらわないと。
ダメ。

という理由で、また却下されました。
当然ですが、NGワードというのは、どう頑張って集めても全てを尽くすことはできません。

少しだけ納得がいかないのは、ここで設定できるのはただの「検索語句」です。

むしろ、もっと露骨に18禁ワードが飛び交っているアプリが公開されているのに、「なぜ?」という感じがしないでもない。
このアプリなんて、ご丁寧に「エッチ系」という質問カテゴリまで用意されてます。
そして、おそらく「18禁指定」で「公開」されています。

そもそも、「全ての禁止ワードを網羅せよ」という要求に答えるには、文字列の入力を不可にする以外に方法がありません。
それじゃアプリとして成立しないのは、当然です。
では、「なぜか?」ということについての自分なりの結論は、このページの最後で。

ちなみに、
twitterに遷移できるよね。
ユーザーがtwitterに移動してコミュニケーションとっちゃうかもしれない。
だから、ダメ。

というのも、2回目にして却下理由に追加されました。
(小出しにするのはやめてほしい・・・)

mixiアプリを介して、mixiユーザーがTwitterユーザーとコミュニケーションをとれる。
これはアウトだということを事前にキャッチしていました。

でも、今回わかったのは、
mixiアプリを介してTwitterに移動して、Twitterユーザーとコミュニケーションをとれる。
というのもダメだということ。
「移動した先のことなんて関係ないじゃん」と思っていたけど、それもダメらしい。

実はこのあたりが却下理由の本質なんじゃないかと思っていて、mixiはmixiアプリにTwitter成分を入れたくないのではという気がしています。
(というか外部サイトの成分を入れたくないのでは。)
だから、mixiアプリ内で18禁ワードが飛び交っているのは良いとしても、「Twitterから18禁ワードをひいてくるのはダメ」とか。

ちなみに、
詳細については教えるの面倒くさいから自分で考えてね。
というのが、もれなく却下メールの最後についてきます。

最後は、「個人デベロッパーは、いらない」みたいなところがあるのかなという気もしています。
GREEやモバゲーは根本的に法人にしかプラットフォームを公開していません。
mixiは個人にも公開している点で素晴らしいのですが、個人を支援する気はさらさらないようでちょっと残念です。

却下理由は憶測でしかわからない仕様なので、あくまで全て憶測です。
何をしても審査に落とされるんじゃないかという気がするけど、諦めません、勝つまでは!

ものすごくmixiを批判してる感じになりましたが、全SNSの中でmixiが一番好きです。
GREE、モバゲーとユーザー数は並んでいるようですが、ソーシャルグラフの優良性はダントツ。
リアルな友人とのコミュニケーションを目的にすると、mixi以外あり得ません。

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